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【テーマが決まらない人へ】テーマの考え方と決め方を解説。もうテーマで悩まない!

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【テーマが決まらない人へ】テーマの考え方と決め方を解説。もうテーマで悩まない!

「テーマをどうやって決めたらいいかわからない・・・。」

「テーマの決め方を教えてほしい。」

探究学習や課題研究などの研究テーマがなかなか決まらないと思っていませんか?

 

こんな人におすすめ

  • テーマの決め方がわからない人
  • テーマの決まらず悩んでいる人
  • そもそもテーマがなんなのかわからない人

 

こんにちはearthです。私立高校で探究学習を7年以上指導してきました。私自身も大学と大学院で研究してきました。

テーマの決め方や考え方を紹介していきますので、是非最後まで読んでみてください。

 

今回は研究テーマで悩んでいる人のために、

テーマの考え方と決め方をご紹介します。

 

読んでわかること

テーマの考え方と決め方がわかります。

 

テーマの考え方と決め方は以下の通りです。

テーマの考え方と決め方

  • 「テーマ(課題)」=「自分の在り方・生き方」
  • 【社会課題】と【興味関心】の両方を参考にする

 

探究学習や課題研究のテーマが決まらず悩んでいる人は、

これから紹介する考え方や決め方を意識してください。

きっと素晴らしいテーマが見つかるはずです。

 

テーマの考え方

テーマが決まらないと悩んでいる人は、かなり多いです。

ではテーマとは、そもそも何でしょうか?

 

テーマが何なのか知らないのに、テーマを決めることはできません。

 

「テーマ」とは「課題」である

「テーマ」とは、「課題」です。

 

探究でも、課題研究でも、

問題や課題を解決しようとするものになります。

 

つまり探究学習や課題研究の出発点は常に、

「どんな問題・課題があるのか?」

です。

ポイント

「テーマ」とは「課題」である。

 

「テーマを決める」=「課題を発見する」

「『テーマ』を決める」とは、「『課題』を発見する」です。

 

先生方が言う「テーマを決めよう」は、

「あなたが解決しようする課題はなんですか?」

と同じ意味になります。

 

なので「テーマを決めよう」とするのではなく、

「解決したい課題をなににしようかな」

と考えるようにしましょう。

 

ポイント

「テーマ決める」=「課題を発見する」

 

テーマが決まらないのは当然

「テーマを決める」は「課題を発見する」ことだと言いました。

そして「課題を発見する」という作業は、

実はかなり時間がかかります。

 

なぜなら、テーマ(課題)とは「自分の在り方であり・生き方」だからです。

 

「テーマ(課題)」=「自分の在り方・生き方」

文部科学省は、

テーマ=自分の在り方・生き方であるべき

と言っています。

 

下の絵を見てください。

【総合的な探究の時間編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説より引用

 

右の「総合的な探究の時間」の、

「自己の在り方生き方と一体的で不可分な課題を発見し、解決していく」

の部分がテーマの考え方です。

 

不可分とは、

【分けることができない】ということ。

 

つまり、

テーマとは自分の在り方・生き方そのものであり、

「この課題を解決していくことが自分の生きがいだ!」

と言えるものであるべきということです。

 

「ここが課題なんだ、ここを変えていこう!人生をかけて!」

その課題こそが、その人の在り方・生き方であり、

その人の人生のテーマになります。

 

すでに誰かが言っているような課題を、自分の課題として考えようとするのは良くありません。

自分の在り方・生き方は自分で決めた方が幸せですよね?

 

ポイント

テーマ(課題)=自分の在り方・生き方

 

大人のためのテーマになっていませんか?

先生や親、大人が喜ぶからそのテーマにしていませんか?

「他の人は関係なく、自分はこうしたいんだ!」

というテーマを見つけてほしいと思います。

 

自分の興味関心はどこにあるのか?

常に考え続けてください。

 

これは大人でも難しいです。

だからすぐにできなくても大丈夫。

研究を深めていきながら探していきましょう。

 

課題研究、探究学習はテーマ(課題)を決めるための学習

テーマ(課題)を発見するための学習が、探究学習です。

 

だから、

テーマ(課題)は、研究の中で変わってもいいんです。

 

むしろ変わらない方が不自然とさえ言えるでしょう。

「テーマ決めよう。決めなきゃ」ではなく、

「テーマを探していこう」というスタンスで探究に取り組んでいきましょう。

 

文部科学省も認める、これから必要な力

課題を発見していく力がこれからとても大切な力です。

 

なぜなら、これからの社会は信じられないスピードで価値観が変化していくからです。

 

新型コロナウィルスがでてきて、

世の中の価値観が大きく変わりました。

課題や問題も変わりました。

 

このように、

なにが課題になるのか、

その時代・場所、もっと言えばその時代・場所の価値観によって大きく変わります。

 

テーマ(課題)の決め方

ではこれから、

テーマ(課題)の決め方を説明していきます。

 

今あなたはどのようにテーマを決めようとしていますか?

 

自分で発見した課題ではなく、すでに与えられている課題、例えばSDGsが掲げている課題だけを参考にテーマを決めてしまってはいけません。

逆に自分の興味関心だけでテーマを決めてしまってもいけません。

 

その両方がとても大切になります。

 

つまりテーマを決めるためには、

「社会課題と興味関心の両方」が正解です。

 

テーマ=「興味関心」+「社会課題」

下の図を見てください。

赤い部分が「テーマ」になります。

 

このように、テーマとは、

「興味関心」+「社会課題」です。

 

ポイント

テーマ=「興味関心」+「社会課題」

 

「興味関心」を書き出す

「自分の興味関心はなににあるのか?」

 

ここを考え続けてください。

できれば書き出してみましょう。

 

小学校でやった自由研究のようなイメージです。

実際に書き出してみましょう。

 

キーワードは、

「自分がおもしろいと思えるもの」

「時間を忘れて没頭できるもの」

です。

 

興味関心はいくつあってもいいです。

 

社会課題を書き出す。

 

新聞やインターネットで気になった社会課題や、

SDGsから選ぶように言われている人は、

その中で自分が特に課題だと思うものを複数選んでみましょう。

 

パッと考えて思いつく社会課題がおそらくいいでしょう。

なぜなら私たちは普段多くの情報に触れていて、気になる情報だけ覚えているからです。

 

逆を言えば、

思いつかないということは、

「あなたはその問題をそこまで大きな問題だと感じていない。」

と言えることができます。

 

 

「そんなこと言われても、どうしても思い浮かばないよ~」

 

こう考える人もいると思います。

 

ニュースなどで気になる記事を見つけてみましょう。

 

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社会課題と興味関心が重なる部分はどこか探す。

書き出したも「興味関心」と、「社会課題」を関連させて考えながら、

重なる部分はどこか発見してください。

 

それこそが理想のテーマであり、

「課題を発見する力」を身につける重要な段階です。

 

 

上の図を参考にしながら、

自分の頭でしっかりと考えていきましょう。

 

ポイント

テーマ=「興味関心」+「社会課題」

 

 

テーマ(課題)を具体化していく

決まったテーマを具体化します。

 

おそらく抽象的なテーマでは、

解決のためになにをしていいのかわからない状態になります。

 

例えば、

「地域活性化」

「安全で平等な社会」

をテーマとして決めても、

それに向けてなにをしていいのか、

わかりませんよね。

 

そこでテーマを「言い換え」ながら具体化していきましょう。

 

 

言い換えながら、どんどん具体化していく。

やることは、

「言い換え」

です。

 

どんどん「言い換え」をすることで、

テーマが具体化していき、

やるべきことが明確化していきます。

 

ポイント

「言い換え」をしてテーマを具体化する

 

例:「地域活性化」の場合

「地域活性化」をテーマとして決めたとしましょう。

なにをすればいいかわからないので、

言い換えてみます。

(あくまで参考です。)

 

「地域活性化」を言い換えてみると、以下のように言い換えることができました。

①「人口が増える」
②「仕事が増える」
③「観光地が増える」
④「観光客が多い」

 

言い換えた4つの中で、

特に解決したいと感じたのが、

「仕事が増える」

だとします。

 

まだなにをしていいのかわからないので、

「仕事が増える」を言い換えます。

 

「仕事が増える」とは?

「仕事が増える」を言い換えると、以下のように言い換えることができました。

①「1次産業が増える」
②「2次産業が増える」
③「商店街が増える」
④「ものづくりの種類が増える」

 

言い換えた4つの中で、

「1次産業が増える」

が、特に解決したいと感じたとします。

 

まだなにをしたらいいかわからないので、

「1次産業が増える」を言い換えます。

 

「1次産業が増える」とは?

同じように言い換えると、以下のようになりました。

 

①「新規就農者が増える」
②「林業従事者が増える」
③「漁業従業者が増える」

 

言い換えた3つの中で、

「新規就農者が増える」

に関心があったとすると、

テーマ=「新規就農者が増える続ける地域にするためには」

になります。

 

ここまで具体的になれば、

「新しく地域で農業を始める人を増やす方法を考えよう」

となり、次にやるべきことが明確になります。

 

抽象的なテーマでは動けない

「地域活性化」がテーマだと、

なにをすべきかわかりませんでした。

 

しかし、新規就農者が増える続ける地域にするためにはがテーマだと、

次になにをすべきか、少しわかるようになりましたよね。

 

このように「言い換え」をして具体化することは大切です。

 

なかなか研究が進まない人は、

この「言い換え」ができていない人がほとんどです。

 

ポイント

「言い換え」をしてテーマを具体化する

 

【まとめ】自分の興味関心と社会課題が重なる部分=テーマ

 

テーマを決めるのは簡単なようで、

実はかなり難しいんです。

 

難しいのでなかなかテーマが決まらず、

悩んだり、困ったりします。

 

しかし、今すぐ決めようと思わなく大丈夫です。

 

テーマは生き方・在り方なので、

すぐに決まるはずがないんです。

 

時間をじっくりかけて決めていきましょう。

 

一度決めたとしても、途中で変わってもいいです。

なぜなら、人の生き方は社会と共に変わっていくものなのだから。

 

良いテーマを決めることができれば、

あなたは人生をかけて取り組むべき課題が見つかります。

つまり将来の生き方や在り方を発見することができます。

だからこそ悩んでください。

適当に決めないでください。悩むことは悪いことではありません。

 

誰かが言っているテーマを、

自分の課題として考えることは、

自分の生き方・在り方ではないので注意してくださいね。

 

素晴らしいテーマを決められることを願ってます!

探究は始まったばかり!考え続けていきましょう!

 

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