今の教師の働き方を変えたい。
これからの教師として生きていくのが不安。
教師の仕事に大きなストレスがある。
これから教師として働いていくことに不安を感じたことはありませんか?
できるなら辞めて転職したいと思うときも少なくありません。
実は、教師は働き方によって、ストレスが少ない魅力的な職業です。
この記事を読めば、新しい教師の働き方の実現方法を知ることができます。

この記事は以下のような内容をご紹介します。
「半教半X」を実現するためのロードマップ
この記事を読み終えると、「半教半X」を実現するまでの方法を知ることができます。
そもそも「半教半X」とは?
「半教半X」とは、「半農半X」を教員に応用させた、働き方です。
「半農半X」とは、半分を「農」のある小さな暮らしを送りながら、もう半分は自分の道を追求し社会貢献をしていこうとする生き方です。
「半農半X」を応用した、「半教半X」とはつまり以下のようになります。
ポイント
半分は教師としてやりがいを感じながら働き、もう半分は自分の道や幸せを追求していこうとする生き方
「半教半X」の魅力
「半教半X」には以下の特徴があります。
「半教半X」の魅力
- 非常勤講師+資産(+副業)からの収入で生きる。
- 「半教半X」は教師のデメリットを解決する。
- 教員免許さえあれば再現性が高い。
半教半Xの特徴を解説してます。
【教師が辛い】教師の転職待った!辞める前に考えてほしい『半教半X』
「半教半X」のロードマップ
「半教半X」を実現するためのロードマップを解説していきます。
このロードマップを実践すれば、教員免許さえ持っていれば、
とても再現性が高い方法だと思っています。
①目標資産額を設定する
「半教半X」は資産からの収入を前提とした生き方です。
なので資産形成が必要になります。
目標となる資産額を決めましょう。
目標資産額=年間生活費×25
資産額を決定する際には、FIRE(Financial Independence, Retire Early)の考え方を使います。
FIREに必要な資産は『年間生活費×25=目標資産額』です。
この金額は「資産から生活費として取り崩しても、長期的に見れば資産は減らない」という研究結果から導き出された金額です。
なぜなら世界は年々経済成長していて、年間3%の資産増加が期待できるからです。
そのため資産の3%を毎年使っても、資産額は維持する可能性が高いということになります。
例えば以下の表のように、年間生活費によって必要な資産額が変わります。
FIREに必要な資産額(例)
年間生活費100万円(月8.3万円) | ⇒ | 2,500万円 |
年間生活費150万円(月12.5万円) | ⇒ | 3,750万円 |
年間生活費200万円(月16.6万円) | ⇒ | 5,000万円 |
年間生活費250万円(月20.8万円) | ⇒ | 6,250万円 |
年間生活費300万円(月25万円) | ⇒ | 7,500万円 |
年間生活費350万円(月29.1万円) | ⇒ | 8,750万円 |
年間生活費400万円(月33.3万円) | ⇒ | 10,000万円 = 1億円 |
理論上必要な資産額を一旦貯めてしまえば、働くなくても生きていけます。
「半教半X」の目標資産額は半分でいい

と私も思いました。
ただ「半教半X」は、非常勤の収入が年間150万円(月12万円)程度あるので、
必要な資産額はグッと低くなります。
「半教半X」目標資産額(例)
年間生活費100万円(月8.3万円) | ⇒ | 0万円 |
年間生活費150万円(月12.5万円) | ⇒ | 0万円 |
年間生活費200万円(月16.6万円) | ⇒ | 1,250万円 |
年間生活費250万円(月20.8万円) | ⇒ | 2,500万円 |
年間生活費300万円(月25万円) | ⇒ | 3,750万円 |
年間生活費350万円(月29.1万円) | ⇒ | 5,000万円 |
年間生活費400万円(月33.3万円) | ⇒ | 6,250万円 |
上記を参考に、目標資産額を決めてください。
②投資を始める
目標金額を決めたら、それに向かって資産形成していきます。

たしかに貯金だけではかなり厳しいです。
資産形成の基本は「投資」です。
『投資=危険』は幻想

これは幻想です。
投資は適切に長期間行えば、資産を安定的に増やせる方法です。
投資は適切に行えば、資産を大きく増やせる
投資は長期間にわたって、リスクを抑えて行えば、資産を大きく増やすことも夢ではありません。
なぜなら世界は長期的に見れば、成長しています。
詳細は関連記事で紹介しています。
もし「投資=キケン」と感じている人は紹介記事を読んでから読み進めると分かりやすくなります。
【教師必見】教師こそまず投資!教師が給与以外で資産を増やす方法はつみたて投資信託
未経験・初心者は投資信託でOK
投資をやったことない人は投資信託で十分です。
投資信託とは、投資をプロの方にお願いする投資方法です。
素人や未経験の方の代わりに投資を行ってくれるため、お金を預けておくだけで大丈夫な、楽な投資方法です。

【投資結果】投資初心者の教員が約2年間投資をしたら資産が増えた話
③毎月投資する金額を調べる
目標金額が決まったら、毎月投資する金額を調べましょう。
金融庁のホームページで計算できるので計算してみましょう。
資産運用シミュレーション : 金融庁 (fsa.go.jp)

引用元:金融庁「資産シミュレーション」
図のように、「毎月いくら積立てる?」を選択。
そのあと「目標金額」を入力しましょう。
年率は「3%」のままで計算しましょう。
積立期間によって、毎月の積立金額が変わります。
④毎月コツコツ『先取り』投資を行う
積立金額を決めたら、毎月その金額を『先取り』で投資に回しましょう。
『先取り』こそ最強の貯蓄方法です。
なぜなら人はお金があるだけ使ってしまうからです。
お金はあるから使う。なければ使わない。
みなさんパーキンソンの法則を知っていますか?
パーキンソンの法則とは、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」という法則です。
つまり人は、収入があればそれを使い切ってしまう傾向があるということです。
ある分だけ使ってしまうので、余ったお金を貯金しようとしてもうまくいきません。
なので『先取り』こそ最強の貯蓄方法なのです。
【実体験】1年で100万円以上の資産形成に成功
実際に私も毎月5万円を『先取り』投資をした結果、100万円以上の資産形成に成功しました。
【投資結果】投資初心者の教員が約2年間投資をしたら資産が増えた話
⑤副業を初めて、投資額を増やす
積立金額を増やすことで、より早く目標資産額を達成できます。
積立金額を増やすためには、収入を増やす必要があります。
副業を始めて収入を増やしましょう。
1万円増で半年以上短縮
副業といっても、大きく稼ぐ必要はありません。
まずは1万円を目指しましょう。
1万円積立金額が増えれば、半年以上短縮できます。
2万円で1年以上短縮で計算になります。
月1~3万円の副業で十分
月1~3万円程度であれば、副業で稼ぐことは十分可能です。

詳しい始め方は関連記事をご覧ください。
⑥目標資産額ができた後は非常勤講師で働き続ける
目標資産額が達成できたら、あとは資産を取り崩しながら、不足分を非常勤講師で稼ぐだけです。
「半教半X」を達成した後も副業を継続すれば、より豊かに過ごすことができます。
「半教半X」での注意点
「半教半X」で注意点があります。
それは以下の4点です。
チェックリスト
- 短期で増やそうとするのはNG。
- 長期でしっかりと増やすマインドを持つ
- 早く資産を作りたいなら、副業で増やす
短期で増やそうとするのはNG。
資産を短期で増やそうとしてはいけません。
というよりは、短期で増やそうとしてギャンブルに手をだしてはいけません。
短期で増やそうとすると、それなりのリスクが伴います。
大きなリスクはなるべく避けながら資産を増やしていくのが鉄則です。
長期でしっかりと増やすマインドを持つ
リスクを最小限にするためには、
短期ではなく、長期的な目線で資産を増やしていくマインドを持ちましょう。
少しずつでもいいので、着実に増やしていきましょう。
早く資産を作りたいなら、副業で増やす
もし早く資産を作りたいなら、投資する金額を増やしましょう。
投資元金が増えれば複利の効果で資産が大きく増やすことができます。
早く資産を作るために、できる限り元金を増やしましょう。
資産を残して人生が終わらないように、使い切れる計画も大切に
なんのために資産を作るのかも、資産形成と一緒に考えましょう。
使い切れない資産を作る必要はありません。
資産形成をしていると、もっともっととより多くの資産を望むようになりますが、
資産形成のために我慢をしすぎも良くありません。
幸福度をなるべく下げないような資産形成を考えましょう。
【最後に】人生の幸福度はなにで決まりますか?
あなたの幸福度はどうすれば上がりますか?
どのような人生があなたにとって幸せと言えますか?
私は仕事仕事ではなく、大切な家族と過ごす時間が幸せを感じる時間です。
未知のところに行き、いろんなことを知ることが幸せです。
お金を貯めることがすべてではありません。
心の幸福度を上げる手段としてお金があるだけです。
「半教半X」は幸福になるための手段でしかありません。
あなたの幸福を見つけてください。
そして幸せな人生を歩んでいきましょう。
