
今回はこんな疑問に答えます。

積立投資の状況や、やってみての感想など関連記事で紹介していますので、興味のある人はまずそちらをご覧ください。
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【2020年10月まで実績公開】しがない現役教師がつみたてNISAを半年間続けた結果
こんにちはearthです。 現役の私立高校教師で、英語を教えています。 現役教師としてなにか資産形成はできないかと考え、思い切って、つみたてNISAを2020年4月からはじめました。 本 ...
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教師という職業は世間的には『安定』している職業で、社会的信頼も高い職業です。
一方で教師の給料は年功序列で、収入増加も大きくは期待できない給与体系です。

このように感じている人も多いはずです。
そこで今回は教師でもできる、給与以外で収入を得る方法を紹介します。
この方法は誰でもすぐに実践できるうえ、かなり再現性が高いので、もし資産を増やしたい人は最後まで読んでください。
今回参考にする書籍は、
『本当の自由を手に入れるお金の大学』です。
本書はお金にまつわる基本的な知識を提供し、経済的自由になるための方法などが多数紹介されています。
本書の著者である『両@リベ大学長』 は、リベラルアーツ大学というお金に困らないように金融リテラシーをtwitterやyoutubeなどで広めています。本書では「貯める」・「稼ぐ」・「増やす」・「守る」・「使う」を一生お金に困らない「5つの力」として紹介しています。
発売4カ月で25万部を超えるベストセラーを記録している書籍です。もし本記事を読んで気になった人はぜひ購読してみてください。
教師にピッタリな投資。それはズバリ『つみたて投資信託』
投資と言っても様々な投資があります。そのなかで、教師にピッタリな投資方法があります。それは『つみたて投資信託』です。
ポイント
教師に最適な投資は『つみたて投資信託』
『つみたて投資信託』はコツコツつみたてながら、プロに運用をお任せする投資
つみたて投資信託とは、こつこつ貯金感覚で資金を『つみたて』ながら、運用のプロに『投資を任せる(投資信託)』ものになります。
投資信託を金融庁の言葉を借りると、
金融庁から引用
『投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品』
と説明することができます。
教師に『つみたて投資信託』がピッタリな理由

こう思う人も多いかと思います。それでは『つみたて投資信託』が教師にピッタリな理由を4つ紹介します。
教師にピッタリな4つの理由
- 収入が安定しているため、計画的にコツコツ継続して投資しやすい
- 真面目な教師の気質と合っている
- 投資や運用のための特別な知識は必要ない
- 基本的におまかせで問題なし。多忙な教師でも安心
それでは1つ1つ説明していきます。
収入が安定しているため、計画的にコツコツ継続して投資しやすい
教師は民間企業と違って、公務員(公立)・準公務員(私立)であるためリストラや倒産するリスクがほとんどなく、給与が安定しているのが特徴です。そのため毎月の一定の収入が期待でき、長期間の見通しを持つことができます。
安定した収入が入ってくるということは、コツコツ毎月一定額をつみたてていく、『つみたて投資信託』の精神的・金銭的負担がかなり少なくなります。
教師の安定を利用しない手はありません。
真面目な教師の気質と合っている。
教師になる人は子どもたちの成長を見守る忍耐力や、コツコツと投げ出さずに教え続ける継続力を兼ね備えている人が多いです。
この『つみたて投資信託』は忍耐強く、そして継続して長く運用していけばしていくほど、その利益が大きくなる投資になります。
例えば毎月3.3万円を20年間『つみたて投資信託』を行った場合(年利3%で運用)の結果は下のグラフのようになります。
なおこのグラフは金融庁の公式HPの『資産運用シミュレーション』で試算しました。
10年間続けた場合の利益は65.1万円であるのに対して、20年間つづけた場合の利益は291.4万円になります。長く続ければ続けるほど利益に多きくなるのがわかっていただけたかと思います。
『つみたて投資信託』を長く続けるために必要な能力である、忍耐力や継続力のどちらも、教師という仕事の特性上、兼ね備えている人は多いかと思います。そういった人に『つみたて投資信託』はピッタリです。
投資や運用のための特別な知識は必要ない。
『つみたて投資信託』は、つみたてた投資資金を運用の専門家、つまりプロに任せる投資になります。
つまり、投資をする側である私たちは、無数にある投資先の経営状況や企業評価など、一部の投資家に必要な専門的な知識は必要ありませんし、社会情勢の分析とその状況を見極める必要もありません。
金融の専門家でもない教師にこういった情報を集めたり、分析する力はありませんし、学ぶ時間もありません。
基本的におまかせで問題なし。多忙な教師でも安心
教師はとにかく多忙です。生徒指導や進路指導、部活指導、担任指導など息つく暇もありません。そういった教師にパソコンで企業の株価や経済ニュースを常に見ていられるほどの時間はありません。
『つみたて投資信託』は、投資額や投資日時を投資開始時に一旦設定してしまえば、あとは自動的に設定した日時にお金が指定口座から引き落とされます。そしてその引き落とされた資金は証券口座に送られ、運用のプロが運用を代行してくれます。
つまり私たち投資家は、基本的にはなにもする必要はなく、ほったらかしで問題ないわけです。年に1~2回ほど投資状況を確認する必要はありますが、そのほかはとにかく放置で良い投資になります。多忙な教師にはありがたいですね。
つみたて投資信託のリスクはかなり低い

このように考える人がいるかもしれません。むしろこう思う人の方が多いのではないでしょうか。
それも無理はありません。なぜなら、テレビや雑誌などで報道・掲載されている投資は、FXや仮装通貨など、ハイリスク・ハイリターンの投資で失敗した人のみを取り上げているからです。そういった報道の印象が高いため、そのような認識を持ってしまいます。
しかし『つみたて投資信託』は、そういったハイリスク・ハイリターンの投資ではなく、金融庁もおすすめしているローリスク・ローリターンな、安全で安心な投資になります。

こう思う人に向けて、なぜリスクが低いのか紹介していきます。
つみたて投資信託のリスクが低い理由
つみたて投資信託のリスクが低い理由を紹介します。
投資信託協会を参考に説明していきます。
投資信託協会は金融庁が認定する協会で、投資信託について非常に分かりやすく説明している協会です。興味のある人はぜひご覧ください。金融庁認定協会一覧へリンク
「分散投資」でリスクを抑えられる
『お金は一カ所ではなく、複数の場所にしまいましょう』と聞いたことがあると思います。これは万が一盗難の被害があったとしても、お金のしまう場所を複数に分散することで、被害が少なくて済むため、海外旅行の際によく注意事項として説明されます。
金融の世界でも同じような意味で「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があるように、資産は分散させるのが基本になっています。一つの投資先へ集中的に投資するよりも、複数の場所に投資した方が、投資先同士で損を補うことができるので、結果として全体で見た時にリスクを減らすことができるからです。
このリスクを下げるための投資手法を「分散投資」といい、投資信託では運用のプロがこの『分散投資』を投資家の代わりに行ってくれます。
投資タイミングの分散(「積立投資」)でリスクを抑えられる
投資先の値動きは当然ながら、上がったり下がったりします。そのため投資のタイミングによっては高い時に買いすぎたり、安い時に買い損ねたりすることもあります。(価格変動リスク)
こういったリスクを回避するため、一度に全てのお金を投資(集中投資)するのではなく、何回かに分けてコツコツ投資していくことで、投資タイミングを分けることにつながり、このリスクを避けることが期待できます。こういったリスク回避の投資手法を「ドルコスト平均法」といいます。
一定金額をコツコツ買っていく(「ドルコスト平均法」)、投資のほうが、一括で買う投資よりも、ローリスクであると言われています。
こういったリスクを抑える投資手法を「積立投資」といいます。『つみたて投資信託』はこの「積立投資」を前提とした投資手法で、一括投資よりもローリスクな投資手法です。
長期保有でリスクを抑える
相場は短期間で見ると一時的な要因で大きく変動することがあります。最近だとコロナウイルス感染拡大で世界の相場も大きく下がりました。しかし現在、相場はこのコロナショックが起こる前の水準まで回復しています。
この一時的な要因による相場の急な下落に反応して投資していた資産を売却してしまった人は大きく損をしたと考えられます。
一方で、売却せずに保有し続けていた人は相場の回復と共に持ち直したと考えられます。
短期的には相場は上がり下がりを繰り返していますが、長期的に見ると短期的な振れ幅の影響は小さくなります。
つまり、投資した資産も長期で保有しておけば保有おくほど、短期的な相場変動のリスクを受けにくくなるというわけです。
金融庁も長期保有の収益率を公表しています。金融庁によると、保有期間が20年間の場合、投資金額がマイナスになった割合は0%だったと報告しています。つまり、過去に損をした人はいないということです。
金融庁公表資料:導入直前!「つみたてNISA」の制度説明
これはあくまで今までの記録であり、これから絶対に損をしないわけではないことは注意しましょう。
リスクがないわけではない
『つみたて投資信託』がローリスクである理由は、以下の通りです。
『つみたて投資信託』がローシルクである理由
- 「分散投資」でリスクを抑えられる
- 投資タイミングの分散(「積立投資」)でリスクを抑えられる
- 長期保有でリスクを抑える
しかし、リスクがまったくないわけではありません。低いと言っても損失がでるリスクはあります。
ですが、上記の3つ(分散投資・積立投資・長期保有)を組み合わせながら、忍耐強く・継続的に運用すれば、かなりリスクを低くすることも可能です。
もう一度金融庁が公開しているグラフを確認してください。
金融庁公表資料:導入直前!「つみたてNISA」の制度説明
今まで説明してきた「積立投資」と「分散投資」で長期保有した投資結果です。
『つみたて投資信託』はリスクがきわめて低い投資ということがお分かりいただけましたでしょうか?
つみたて投資信託やりたくなりましたか?
つみたて投資信託をはじめよう
よくある疑問が、

です。
答えは簡単!今日です!
保有期間が長ければ長いほど良いわけですから、今日、今からはじめればより長期保有でき、大きな利益を出すことができます。
さっそくはじめましょう!
まとめ
安定している教師とはいえ、給料は高所得者層ではありません。
教師のその安定を利用すれば、投資で資産を大きくすることが可能です。また教師という職業の特性と『つみたて投資信託』は相性がとても良い投資手法になります。
思い立ったが吉日!まずは行動あるのみ!幸運を祈ります!
本日の参考書籍
気になった人はぜひ購読してみてください。