
現役教師としてなにか資産形成はできないかと考え、思い切って、つみたてNISAを使って、投資信託を2020年4月からはじめました。
本記事では、投資初心者で多忙を極める現役教師の私がつみたて投資信託を続けた結果(2020年)をご紹介しています。
つみたてNISA(投資信託)をはじめようとしている人や、ファンド選びに悩まれている方の参考になればうれしいです。
つみたてNISA(投資信託)で購入しているファンド4本
つみたてNISAで積み立てしているファンドは2020年期間中変わらず淡々と買い続けました。
正直に言うと、投資をはじめた4月当初は勉強不足でなにを買っていいのかわからず、とりあえず本などを見て人気のファンドを手数料の安い順に購入した形になっています。
なので投資をしている人ならわかると思いますが、同じ投資先の銘柄を2つ買っているなど無駄なことをしています。そこは初心者だと思って暖かい目でご覧ください。
2020年に購入したファンド
① 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)):11,100円
② 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)):11,100円
③ eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:11,100円
④ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):11,100円
2020年の投資額:399,866円
*非課税枠年間40万円を4月から使い切りを目指すと通常の33,300円/月よりも高くなっています。
積み立てた投資信託の結果(2020年)
結果はこちらです。
投資ファンド | 評価損益 | 評価損益率 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | +19,161円 | 19.18% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | +18,829円 | 18.84% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | +17,810円 | 17.82% |
eMAXIS Slim 米国株式 | +15,992円 | 15.96% |
合計 | +71,792円 | 17.95% |
2020年のつみたて投資信託の結果は、+17.95%でした。すべてのファンドが15%を超えるパフォーマンスですが、2020年の前半はコロナウィルス感染ショックの影響で株価が安い時に積み立てを開始できたのも影響しているかと思います。

トータルリターンは1年間ずっと+を推移
始めるタイミングが良かったのか、グラフを見るとずっと+で推移してます。長期的にみると経済は成長すると信じているので、仮にマイナスにこれからなっても淡々と続けていきます。
積立投資のメリットは株価が安い時は多く買うことができ、株価が高いときはその分少なく買うことができる点です。その結果購入価格が平均値に近くなり、リスクが少なくなります。(ドルコスト平均法)
投資信託で最も大事なのが、株価に左右されず淡々と積み立てることです。投資初心者ほどこの気持ちを忘れずに。逆に投資しているのを忘れているぐらいで丁度良いかもしれません。
これからも愚直に積み立てていきます。
つみたてNISA(投資信託)を始めてみた2020年の変化
投資信託をはじめたおかげで、お金の勉強をするようになりました。投資の正しい理解や株の知識など知れば知るほど人生を考える時間も増えました。
投資信託に回すお金を増やすため、節約するようになった。
投資信託を始めて、より投資に回す金額を増やせるように、節約を自然とするようになりました。その結果、投資をしている一方で、預金残高も100万円以上増えました。
多忙な教師でもできる。家計簿アプリは圧倒的に便利
節約をしていく中で、家計簿の重要性を知り、始めました。以前家計簿をつけたときもありましたが、面倒で1カ月も持たず辞めてしまった経験がありました。
しかし家計簿アプリをインストールして再トライしてみると、ノートでつけるよりも圧倒的に楽に家計簿をつけられるようになりました。アプリのおかげで半年間継続できています。おすすめです。
楽天ポイントを意識して、キャッシュレス決済サービスを常用するように
投資信託を行っている楽天証券は、楽天ポイントを投資に回すことができる便利なネット証券です。
なので普段の買い物やガソリン、ネットショッピングなど、すべてを楽天ペイや楽天Edy、楽天カードを使うようになりました。またネットショッピングも楽天市場のポイント還元キャンペーンを活用しました。
その結果、楽天ポイントの総獲得ポイントは48,462ポイントになりました。(各種キャンペーンも使用しています。)『塵も積もれば山となる』は本当です。実践しない手はないです。
ちなみこれはポイ活をしていません。教師なので、ポイ活をしている暇は正直あまりないです。。。今後ポイ活も視野に(できる範囲で)やっていきたいと思っています。
ふるさと納税を始めた(教師でもできる節税対策)
節約を意識すると節税もしたいと思うようになりました。源泉徴収を見たときの衝撃を今でも覚えています。。
しかし教師など、サラリーマンができる節税対策はほとんどなく、ふるさと納税ぐらいしかありません。
まだふるさと納税を始めてない人は今年から始めてみましょう。
ちなみこのふるさと納税も楽天ポイントが貯まる対象になりますので、楽天ユーザーにはかなりお得な制度です。
学校でのマネーリテラシーの重要性を再認識
また教師として生徒に語り掛ける言葉も変化したように思います。
学校でお金の授業はほとんど行われていません。そこに問題意識を持つようになりました。そして教師こそ金融リテラシーを身につけ、生徒たちに正しいお金の認識をさせる必要性を感じるようになりました。
朝の会などのHRで自分の投資信託で学んだ知識を生徒に伝えるようにしています。生徒たちが将来詐欺やギャンブルで人生を壊さないように、教師として教えていきたいです。