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教師の資産運用

教師は投資をしてもいい?投資実践中の現役教員が解説

投資を教師はしてはいけないの?
教師って投資できるの?

 

今回の記事はこの内容についてお話します。

 

こんにちはearthです。 投資を実際に行っている現役教師です。実際に現在収支は+で推移しています。

 

『本当?』

 

はい本当です。

下記の関連記事で投資結果報告をしているのでぜひご覧ください。

関連記事:【投資信託結果2020年まとめ】しがない現役教師がつみたて投資信託を続けた結果2020年まとめ』

 

 

教員をやっているけど、投資ってやっていいの?

こう考えている人は今回の記事を見ればやってはいけない投資がわかります。

 

投資の種類によっては教師でもできる?

投資の種類によってはできない投資もありますが、教師でもできる投資はあります。

 

やり方を間違えなければ、問題なく投資をはじめることができます。

 

投資をはじめる前に教師にはルールがあることを知りましょう

教師が投資をはじめる上で、最低限のルールを知っておきましょう。

このルールをしっかりと守って投資を行えば、教員でも投資を行ってもまったく問題はありません。

 

教師が投資をはじめる上で知っておくべきルールはこれです。

地方公務員法第33条~35条

・信用失墜行為の禁止

・守秘義務

・職務に専念する義務

 

上記の3つを守れば問題なく投資を行えます。

 

特に職務に専念する義務は意識しましょう

特に職務に専念する義務は意識して守るようにしましょう。

なぜなら、投資に夢中になってしまい、勤務時間中にも株取引をしてしまうようになる危険性があるからです。

例えば、株価を見るためにトイレに頻繁に行く、授業を自習にして株取引を優先させたなど、通常業務より投資を優先してしまう行為です。

こうなってしまうと、懲戒や減給など罰則を受ける恐れもあるので注意しましょう。

 

 

教師がやってもいい投資はこれ

ではルールを守りながらでもできる投資はなんなのでしょうか。

キーワードは『ほったらかし』です。

 

ポイント

投資信託

不動産投資(5棟10室以下)

*5棟10室以上はアウト

 

ポイント

FX

仮想通貨

 

教師がやらないほうがいい投資

やらないほうがいい投資から説明します。

 

FX

仮想通貨

 

上記の2つは『ほったらかし』では損をする可能性が高い投資手法になるので、教師は避けるべきです。

 

なぜなら毎分毎秒単位で、価格相場が乱高下するからです。

例えば仮想通貨の場合、午前中はプラスだったが、午後になると一気にマイナスになることもあります。

 

買い時、売り時を逃してはいけない投資

相場が短時間で乱高下をすることから、FXや仮想通貨は安く買って高く売るタイミングがすべてです。

タイミングを逃すと、大きく損をしたり、利益が小さくなったりします。タイミングを逃さないようにすればするほど、パソコンやスマホとにらめっこする時間が多くなります。

 

価格相場と、にらめっこはアウト

教師のルールで、『職務に専念する義務』というものがありました。

パソコンやスマホで価格相場とにらめっこすることは、明確なルール違反です。

誰も損をしたくないので、やればやるほどいずれそうなります。

つまり教師はこの投資はやらない方が良いでしょう。

 

教師がやってもいい投資

次に教師がやってもいい投資を説明します。

 

投資信託

不動産投資(5棟10室以下)

*5棟10室以上はアウト

 

投資信託と不動産投資(5棟10室以下)は『ほったらかし』でいい投資になります。

つまり教師がやってもいい投資になります。

 

投資信託は教師にオススメな投資

投資信託はむしろ教師にオススメな投資です。

投資信託とは、運用のプロに資金を預けて(信託)、投資をしてもらう投資手法です。

プロにお任せするわけですから、投資する教師側は基本『ほったらかし』です。

 

私も投資信託をやっていますが、正直かなり楽です。

基本なにもする必要はありませんが、強いて言えば、1年に1回~2回、ネットで購入する商品を見直す程度です。

 

不動産投資もオススメだが注意も必要

不動産投資も教師にオススメな投資手法です。不動産投資はマンションや戸建て物件を一旦購入してしまえば、あとは管理会社に任せるだけなので、基本『ほったらかし』でOKな投資手法です。

 

しかし物件1つに集中して投資を行うため、その分リスクも高いので、十分勉強してから始めないと損をしてしまいます。

またもう一つ注意するべき点として、不動産を持ちすぎるとルール違反になるということです。

 

不動産を5棟10室以上持つと、投資ではなく事業になってしまう

不動産投資を行う際に5棟10室であれば、問題ありませんが、5棟10室を超えて不動産を持っていると、それは投資ではなく、事業になってしまいます。

公務員法第38条では、『教員は自分で営利企業を経営してはいけない』と明記しています。

 

つまり、個人で事業を持つことを禁止されている教師が不動産を5棟10室以上所有していると、事業を行っているとみなされてしまいます。

 

 

教師の不動産投資で、実際に問題になったことも

産経新聞で以下のような問題が配信されました。

産経新聞

“仙台市教育委員会は2020年3月26日、無許可で不動産賃貸を行い、副業を原則禁止する地方公務員法に違反したとして、市立高校に勤務する50代の女性教諭を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にした。市教委によると、女性教諭は、仙台市内で平成10年に戸建て住宅1棟の賃貸を始め、さらに17年から30年までに集合住宅6棟、戸建て住宅2棟など計11件の賃貸を行い、約20年間で1億9500万円の収入を得ていた”

 

このように、不動産投資を大規模に行ってしまったために、減給処分になった教師もいるので、不動産投資をはじめる際は注意が必要です。

 

 

忙しい教師に最適な投資は、投資信託

投資信託とはプロに任せるため、ほったらかしでOKのため、忙しい教師には最適です。

 

複利の効果で、長くやればやるほど利益大

投資信託は『ほったらかし』で楽な投資方法ですが、複利の効果で、長期間続ければ続けるほど利益がどんどん大きくなります。

複利とは投資したお金に利子がつき、雪だるま式に利子が増えていくものです。

複利の反対は単利といって、複利よりも大きくは増えません。

つまり投資信託は『ほったらかし』で大丈夫な投資で、かつ長くほっとけばほっとくほど、複利の力でどんどんお金が増えていく投資方法なのです。

 

『時は金なり』の本当の意味

『時は金なり』の本当の意味は、この複利の力です。

複利の力は長期であればあるほど大きくなります。10年より20年、20年より40年と長ければ長いほど雪だるま式にお金が増えていきます。

 

 

時は金なり!投資信託を始めよう!

投資をはじめる多くの人は『お金を増やしたい!』と考えています。

お金をより多く増やすためには、複利の力を最大化する必要があります。

そして複利の力を最大化するためには、1日でも早く投資信託を始める必要があります。

考える時間がもったいないです。時は金なり!!今すぐ始めましょう!!

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